株式会社 吉岡屋

社名 株式会社 吉岡屋
会社ホームページ http://yoshiokaya.net/
代表者 吉川 絵美子
住所 〒104-0045 中央区築地4-13-7
電話 03-3541-7814
FAX 03-3544-0046
E-mail info@yoshiokaya.net
事業形態 製造業
組合ホームページ http://www.tokyo-tsukemono.com/yoshioka/

概要

■吉岡屋の亀甲奈良漬
製品種別 白うり/胡瓜/西瓜/守口大根/小茄子/生姜

吉岡屋の亀甲奈良漬は伝統に磨ぎ育まれた昔ながらの風味豊かな奈良漬です。

奈良漬の歴史は古く平安の昔奈良地方は銘酒の産地として知られ当時は水分の多い酒粕に漬込まれたものと思われます。

延喜式には塩漬やみろみ漬と並べて粕漬の記録がありにごり酒に瓜、胡瓜等を漬込み宮廷に献上時の上皇より奈良漬の名を賜り以後、奈良漬と呼ぶようになった。

吉岡屋の奈良漬は先々代より奈良漬に欠かせない灘の五郷の酒粕をふんだんに使い一番粕から六番粕えと何回も漬け替えによって塩漬けの瓜の塩分を5%までに下げ低塩で奈良漬独特の芳醇な味と香りが他の漬物にない伝統の味を今に伝えております。

漬替えによりだんだん亀甲色になり出来映えをみてこれを「登録商標 亀甲奈良漬」として築地吉岡屋の亀甲奈良漬としました。 江戸の昔から、今も変わらぬご愛顧をいただいた漬物の老舗です。

<土用丑の日 うなぎに奈良漬> 土用丑の日には、うなぎ・うり・梅干しなど「う」のつくものを食べるとよいという言い伝えがあり江戸時代平賀源内は、うなぎを食べると腎水を増し精気を強くし夏負けする事なし書いたことから土用うなぎがひろがり、うなぎに奈良漬といわれうなぎの蒲焼の脂分をさっぱりさせより一層美味しくさせます。

■吉岡屋の皮付きべったら漬

厚切りのべったら漬の歯ざわりは江戸っ子の郷愁をさそう東京名物です。 毎年恒例「べったら市」は日本橋小伝馬町で開催されます。

べったら市は大根の麹漬を売る江戸下町の情緒豊かな祭礼です。 美濃早生大根の皮をむき米麹と砂糖で本漬にし、歯ざわりが人気を集めています。 10月19日日本橋小伝馬町の宝田恵比寿神社の宵祭り、翌20日の本祭りにはお神輿が出て30万人の人出があり町中がたいへんな賑わいです。べったら市のべったら漬は麹のついたべたべたした長大根を軒に並べて売ります。その屋台では若い衆が「べったら、べったら、買った!買った!」と通りがかりの女たちをからかいながら景気づけ、一層の賑わいとなった。

吉岡屋の出店は恵比寿神社の左10メートル先の道路2軒目で50年間変わらぬ場所です。 ご来店をお待ちしております。 都内・地方発送のご用命も賜っております。

<皮つきべったらについて> 古来べったら漬は皮付の大根が主流でしたが、戦後食生活の改変に伴い皮むき大根が現在主流となっております。 昔を知るべったら漬ファンから昔ながらのべったら漬が食べたいとの希望があり、平成になってから復活製造をはじめました。 皮むきに比べ大根の辛味・風味がより残り歯切れのよい食感が楽しめます。 漬け込み日数は皮なしの場合の2倍かかります。 秋に収穫された大根は品質・風味を保つ為に塩蔵・冷蔵保存し、順次原料大根として使用します。 春先になると青森県の農家から雪山の中に雪中保存していた生大根が雪解けを待って塩漬けされ、原料大根として届きます。

いつもべったら漬をお買上げくださいまして誠に有難うございます。