2008年3月31日
東京都漬物事業協同組合

東京都漬物事業協同組合、漬物勉強会を開催

当組合では去る3月14日組合初の試みとして、組合員企業の営業や商品管理の最前線にいる皆様を対象に「漬物勉強会」を開催しました。
当日は約60名の出席者が4名の先生から講義を受け、熱心に受講、有意義な勉強会となりました。

泰地理事長は冒頭の挨拶で 理事長として各地区を回るなかで、自社製品の事は解るけれど漬物業全体がわかっていないので勉強会を開いてほしいとの声が多かった。
また、量販店のバイヤーも漬物に対する理解が不十分のため、商品セールスについても価格だけの交渉になってしまう等の問題も起こっており、漬物の基本を勉強するためこの勉強会を開催したが、大勢の皆さんの参加を頂き喜んでいる旨の挨拶がありました。

また、受講後のアンケート調査では、下記の様な回答が多数寄せられました。

漬物勉強会次第

1. 講師 農林水産省総合食料局食品産業振興課 課長 桜庭英悦 先生
   演題 コンプライアンスの徹底について

2. 講師 宇都宮大学名誉教授 前田安彦 先生
   演題 漬物工業で働くための基礎知識

3. 講師 株式会社阿波屋 代表取締役社長 東京都漬物事業協同組合元副理事長
   鎌田政明 先生

4. 講師 東京都立食品技術センター副参事研究員 宮尾茂雄 先生
   演題 漬物と健康(乳酸菌と古漬の良さ)

漬物勉強会アンケート

1. Q:一番印象に残った言葉、フレーズ
   (1) 食塩関連3式 塩味提供食品工業は今後食塩56万トンの奪い合い。
   (2) 漬物を自分のお金で購入して、漬物の価値を実感する。
   (3) コンプライアンスと信頼。

2. Q:勉強会の感想
   (1) 興味深く楽しく受講できた。
   (2) 今後の営業活動の参考資料として役立たせたい。
   (3) 自社の社員教育の参考としたい。

3. Q:今後の勉強会のテーマとしての要望
   (1) 漬物の種類ごとの製造、歴史、販売方法等。
   (2) 消費者やバイヤー側からの話など。
   (3) 漬物業界に関する事であればどんな事でも。

画像: 講師 農林水産省総合食料局食品産業振興課 課長 桜庭英悦 先生
画像: 講師 宇都宮大学名誉教授 前田安彦 先生
講師 株式会社阿波屋 代表取締役社長 東京都漬物事業協同組合元副理事長
講師 東京都立食品技術センター副参事研究員 宮尾茂雄 先生